AquesTalkでRaspberry Piに喋らせる
- 2014.02.08
- Raspberry Pi
AquesTalkとは音声合成のライブラリで、テキストから音声を生成することが出来ます。日本語にも対応しているので、様々な用途に使えます。
また、個人かつ非営利の場合は無料です。
ダウンロードはこちらから
使い方に関してはこちらで解説されていますが、自分の環境ではtar xzvfでエラーが出たので、代わりにtar xvfを使用しました
解凍すると実行ファイルがあるので、そのままターミナル上で、
./AquesTalkPi “こんにちは” | aplay
のように打つと、好きな文字列を音声出力する事ができます。
更に、このAquesTalkを使って、プログラム上で動的に好きな文字列を入力して喋らせてみました。
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#include <stdio.h> #include <stdlib.h> int main(int argc,char* argv[]){ char input[128],cmd[256]; printf("Enter your name:\n"); scanf("%s",input); sprintf(cmd,"./AquesTalkPi こんにちは,%s | aplay",input); system(cmd); return 0; } |
上記のコードをそのままビルドした場合は、実行ファイルをAquesTalkのフォルダに移動する必要があります。
./AquesTalkPiの部分にパスを入れた場合、その必要はありません。
AquesTalkの機能として、声を変えたり、しゃべる速度を変更したりできるので、上記のソースコードを少し変えて、起動時の引数を利用すれば、その辺りも動的に変更できると思います。
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