Djangoアプリを作る (初期設定)

Djangoアプリを作る (初期設定)

副業に向けた勉強としてDjangoのアプリを作ろうとししています。設定は基本的にサイトを見れば分かりますが、初期設定がそれなりに面倒だったので、自分で使うためにまとめておきます。

インストール

Pythonはすでにインストールされているものとして、下記のコマンドでDjangoをインストールします。

プロジェクト作成

まずプロジェクトを作成します。先にプロジェクトを保存したいフォルダを作成しておき、そこにcdで移動した上で、下記のコマンドを実行します。

mysiteの部分は自分のアプリ名に応じて変更します。これを実行することで、中に指定したアプリ名のフォルダが作成され、manage.pyなどが生成されます。

サーバー起動確認

プロジェクトの確認のためディレクトリを移動してrunserverでサーバを起動します。

その後、ブラウザでhttp://127.0.0.1:8000/にアクセスすると、下記のように表示されます。

アプリ作成

上記でプロジェクトを作成しましたが、これにアプリを追加します。私は1つだけしか作りませんが、大規模なシステムなら機能ごとに分ければ良さそうです。下のコマンドでアプリが作れます。今回はチュートリアルの通りpollsというアプリ名としています。

これでpollsという名前のフォルダが作られ、その中にpythonのファイルやフォルダが作成されます。

ビュー作成

作成したフォルダの中にあるviews.pyの中身を下記のように書き換えてみます。ぱっと見て何となく察せられると思いますが、これでブラウザにHello, World!と表示されるようになります。

 

urlsファイル作成

urlとファイルを結びつけるためにアプリフォルダの中(今回はpolls)にurls.pyというファイルを作成し、中身を下記にして保存します。

更に、プロジェクトフォルダの中にあるurls.pyのurlpatternsに一行追加します。

settingsファイル修正

プロジェクトフォルダのsettings.pyファイルを修正していきます。まずINSTALLED_APPSに作成したアプリのクラスを追加します。

更に、言語とタイムゾーンを変更します。

表示確認

python manage.py runserverを起動した後で、http://127.0.0.1:8000/pollsにアクセスすると、ブラウザにHello, World!と表示されます。勿論、views.pyの文字を変えれば表示も変わります。

これで、最低限の設定は出来ましたが、まだデータベースの設定はしていませんし、実際の運用ではhtml、css、javascriptファイルも準備する必要があります。それはまた別途設定がいるなるので、後でまとめたいと思います。