Open JTalkで初音ミクボイスで喋らせる

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最近、ディープラーニングばかり試していましたが、少し飽きてきたので、
気分を変えて、Open JTalkを試してみました。

インストール

下記コマンドでインストールします。

音響モデル準備

上記のインストールが終われば、デフォルトの音声で喋らせることはできますが、
ネット上で公開されている音響モデルを使用すると、様々な声に変更することができます。
音響ファイルについては、下記のサイトで紹介されています。

Open JTalk の音響モデルを試す::まほろば

今回は、下記リンク先で公開されているモデルを使用します。

自作音響モデル – MMDAgent & Project-NAIP wiki

上記のファイルはそのままでは使えない為、下記リンク先のプログラムでhtsvoiceファイルに変換します。

htsvoiceへ変換するプログラム: takayanの雑記帳

Windowsであればそのまま使えるようですが、今回はLinuxで使う為、ソースコードをコンパイルします。

上記でMonoをインストールし、ソースコードをコンパイルします。

作成されたexeファイルを音響モデルのあるフォルダと同じ場所にコピーし、exeを実行します。
./Voiceの部分はモデルのあるフォルダ名です。

実行するとVoice.htsvoiceが作成される為、これを音響モデルのある場所に保存します。
私の場合は、フォルダを作成して以下の場所にコピーしました。

これで音響モデルの準備完了です。

実行プログラム

 

上記プログラムを実行すると、音声が再生されます。
当然、任意の文章を読み上げられるので、ニュースやツイッターのつぶやきを読み上げる等、
色んな使い方ができると思います。