格安のArduino Nano互換機を使う

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海外の通販でArduino Nanoの互換機を買ってみたのですが、動かすまでに少し手間取ったのでやったことをメモ。
目標は、Raspberry Pi上でスケッチを書くための環境を整えて、ArduinoがRaspberry Piとデータのやり取りができるようにすることです。
また、今回はUbuntu MATEで試しています。

1.ドライバインストール

シリアル接続用のドライバをインストールします。
今回はRaspberry Pi上で使用するので、Linux用を下記からダウンロード。

CH341SER_LINUX.ZIP下载页面-江苏沁恒股份有限公司

解凍して、readmeに書かれている通り、make、make loadを実行します。
ただ、私の環境だと上記を実行すると、
/lib/modules/4.4.38-v7がどうのこうのというエラーが出てきたので、
色々調べてみた結果、下記を実行すると、makeが通るようになりました。

2.Arduino IDEインストール

下記を実行して、IDEをインストールします。

3.Arduinoへ書き込み

下記を実行してIDEを立ち上げます。

Arduinoを接続した後、
ツール→マイコンボード→Arduino Nano w/ATmega328を選択。
ツール→シリアルポートでArduinoが接続されているポートを選択。

適当なスケッチを書いてみて、無事書き込みが出来ればOKです。

文字にすると簡単そうですが、ドライバのmakeができずに苦労しました。
また、Arduinoは2つ買ったのですが、そのうち1個はどうしても書き込みができず、
不良品だと思って諦めました。どうせ数百円なので返品はしませんが、
海外通販を使う際は、ダメ元くらいの感覚でいた方が良さそうです。